第39回 日本漫画家協会賞授賞式@赤プリ
いやいや、40代なんて、ここでは、若造なんですね。落語界と似ているような…。山根青鬼先生の師匠、田河水泡さんって、落語作家でもあったのね!「猫と金魚」*1は聞いたことないけど、今でもやっている演目だもんね。
2010年度 第39回日本漫画家協会賞*2
◎大賞(金彩プレート盾、メダル、副賞として賞金50万円) 2名
安倍夜郎(あべやろう)氏
作 品 名 「深夜食堂」 小学館刊
受賞理由 シンプルなタッチで綴った大人のメルヘン。
人を見る目がやさしく深く、ラストのひねりにはいつもうならされる。
鮎沢まこと(あゆさわまこと)氏
作 品 名 「TWILIGHT HOSPITAL 院内感染笑候群」描きおろし作品
受賞理由 八十歳過ぎてもあのブラックなアイデアはヒトコマ漫画家の目標。願わくばこの作品を本にしてくれる時代が早く来ることを祈りたいと思います。
◎優秀賞(銀彩プレート盾、メダル、副賞として賞金20万円) 1名
ながやす巧(ながやすたくみ)氏
作 品 名 「壬生義士伝」(原作・浅田次郎氏)
角川書店刊 現在は別冊少年マガジン連載
受賞理由 作品は寡作だが漫画の王道をを行く堂々たる描写力と表現力を遺憾なく発揮、また絵のディティールを大事に描き込んでいる入魂の作品。
◎特 別 賞 (銀彩プレート盾、メダル、副賞として賞金20万円) 1名
山根青鬼(やまねあおおに)氏
「全業績に対して」
受賞理由 漫画歴60年にわたる永い執筆。今もみずみずしい
四コママンガを精力的に描いている。そのたゆまぬ活動に拍手を送る。◎文部科学大臣賞 (文部科学大臣表彰状)
水野英子(みずのひでこ)氏
「全作品」
受賞理由 戦後の我国の漫画の革新の時代から現在まで不断の努力を続けて、独自の境地を切り開いてきた功績は凄い。