「ルンバ」@日比谷・シネ・シャンテ

ジャック・タチの色彩感覚に、アキ・カウリスマキのような淋しさがあるけど、笑えるつくりになっていた。途中、シベ超を思い出したけど、活劇風の合成の問題と思いたい。脚本・監督が道化師出身というのが興味深い。「ルンバ」の中で、事故後、落ち込むフィオナとドムの影がルンバを踊り出すシーンがあるのですが、私にはヅカやマンガ的な演出方法に近く感じたなー。「アイスバーグ」のイヌイットの女性など、気になるの種が、そこかしこにあるのもおもしろい。