「柳家一琴 蔵出しの会」@神保町・らくごカフェ

一琴 「紙入れ」
一琴 「後生鰻」
一琴 「松山鏡」
お仲入り
一琴 「粗忽長屋


「後生鰻」が終わったときに、確実に「え?」って顔をしている人がいた。10年ちょっと前には、たまに聞く噺でしたが、昨今の社会事情から、あまりされなくなった噺なので、たぶん、最近聞き始めた人の中には、お初な方もいるのでしょう。サゲはともかく、あのバカバカしいかんじは好き。別のサゲがあるといいのに。一琴さんは、サッと落として引っ込んだけど、そういうことだと思う。久々に聞けて、ワタシはうれしかったなー。前はどなたの「後生鰻」だったか忘れてしまったが、とりあえず、今日の「後生鰻」は、忘れないだろう。一琴さんのやるオバサンとおっちょこちょい、あと田舎者が、すごくおかしい。個人的には「松山鏡」あたりから、かなりおかしかったけど、「粗忽長屋」のおっちょこちょいは、「いるいる…。こういう勢いだけのアホんだら…」と思ってみていた。