_000「独」@阿佐ヶ谷・ひねもすのたり

おちゃめいつ cafe公演
「独 <どいつ>」
作・演出 川尻恵太 / 出演 新谷真弓菊地創
音楽 あらいふとし/映像 ワタナベカズキ+CO2

年末らしい芝居だった。年の瀬にクッ泣かせるね、この人情噺!ってことじゃなく、ちょっとカシミアのマフラーってあったかだね、みたいな。劇場じゃなくて、カフェで席も20席、というちっさな公演。あら?なんで?カフェ?下北沢のどっかでやれるじゃん?!くらいの出来です。いやいや、あえて、今回このカタチなんでしょう。ふたつのシチュエーションを行き来する構成が、新谷さんのよさすごく出していたな。なかなかこういう風に演じることないかも。作演出の川尻さんも、役者の菊池さんも初めてで知らない方なんですが、年末にちょっとホワッとできる芝居をありがとうございます、と思ったな。*1最終日の30日はアフタートークもあるとのこと。こういうちっさい公演は、アフタートークがあるといいよね。

*1:しかし、芝居納めは新感線の五右衛門ロックなのだが…